NPO 21世紀水倶楽部 ディスポーザー分科会   第4回研究集会
『直投式ディスポーザーを普及させるためには何が必要か』
〜 普及を進める上での課題や対応策を考える 〜

2010年5月18日(火) 13:30〜17:30,財団法人下水道新技術推進機構 8F会議室

 ディスポーザーにより粉砕した生ごみを直接下水に投入することにより,汚水処理施設における汚濁負荷は増加しますが,その負荷増量分を吸収できる施設も少なくありません。一方,汚泥のエンタルピーが上がることから消化槽では消化ガス発生量が増え,エネルギー回収を増やすことができます。また,ごみ焼却施設においては,含水率80%程度の生ごみが持込む水分が減り,発電効率がアップできるとともに,CO2排出量の削減や施設の延命化が期待できます。
 今回,もう一度原点に帰って直投式ディスポーザーを普及させるための課題,ディスポーザーを導入した場合の汚濁負荷量の増加の程度等をテーマに研究集会を行いました。


開催日時:平成22年5月18日(火) 13:30〜17:30
開催場所:財団法人下水道新技術推進機構 8F会議室
主催   :特定非営利活動法人「21世紀水倶楽部」ディスポーザー分科会
参加人員:71名(講師5名,会員27名,公共団体等16名,非会員23名)


   《式次第》
開会あいさつ
  奥井英夫 (NPO法人21世紀水倶楽部監査,ディスポーザー分科会長)

講演概要
  司会進行: 栗原秀人 (NPO法人21世紀水倶楽部理事,ディスポーザー分科会)

 T『直投式ディスポーザーの普及の現状
    今西章夫 (日本エマソン株式会社InSinkErator事業部事業部長)
 U『伊勢崎市でのディスポーザー普及の現状
   浅見頼好 (伊勢崎市 環境部環境保全課 課長)
 V『ディスポーザー排水負荷量の実態調査結果と排水処理に及ぼす影響
   青井透 (群馬工業高等専門学校 環境都市工学科 教授)
 W『ディスポーザー普及に向けての課題と展望
   岡城孝雄 ((財)日本環境整備教育センター 教育事業グループリーーダー)
 X『ディスポーザーの規格化について
   友部秀久 (日本下水道協会 技術部 規格・検査課 課長)

全体討議
  司会: 栗原秀人 (NPO法人21世紀水倶楽部理事,ディスポーザー分科会)

《 開会の挨拶 》
奥井英夫 (NPO法人21世紀水倶楽部監査,ディスポーザー分科会会長)


 2005年,国における歌登の調査が終わり,市町村自ら考え方に従い直投式DSPの導入ができるという考え方が示された。この分科会では,3回研究会を開催し,主として下水道サイドに対する情報提供を行ってきた。5年程が経過するも,世の中でDSPの普及は進んでおらず,昨年は研究会を開催するのではなく,何が課題なのかを考えてきた。
 今回は,下水道サイドだけではなく,ユーザーの立場,ごみとの関連,資源回収への提言などの観点でも見てみたい。





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《 講演概要 》
栗原秀人 (NPO法人21世紀水倶楽部理事,ディスポーザー分科会)



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講演T 《 直投式ディスポーザーの普及の現状 》
今西章夫 (日本エマソン株式会社InSinkErator事業部事業部長)

《DSPオリジナルメーカーであり,DSPの世界トップシェアのエマソン社。米国の状況や日本での現況を踏まえ,メーカーとして日ごろ思っていること,苦労している点などについての発表がなされた。》
【質疑応答】
Q: DSPは多くの会社が参画し,撤退していった。DSPの工業会のようなものはあるのか。
A:協会はない。生ごみシステム協会という直投型には反対で処理装置付なら可というスタンスの協会はあるが,電気工業会のようなDSP業界の集まりは無い。
C: 工業会がないと色々難しい。行政サイドからも,CO2削減などを前面に出すことがわかりやすい。利便性を理解していない人が多いと思うが,1社では難しいし,エコポントなどの行政対応もやりにくい。

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講演U 《 伊勢崎市でのディスポーザー普及の現状 》
浅見頼好 (伊勢崎市 環境部環境保全課 課長)

《3年より直投式DSP設置に係る社会時実験を実施,助成制度も創設している。社会実験の経緯や現状,課題等にいての発表がなされた。生ごみの削減及びバイオマス利用の側面でのPRも進めている。》
【質疑応答】
Q: DSPと生ごみ処理機は助成制度の上では同じ扱いか。市民は,どのような判断でどちらを選んでいるか。
A: 助成制度は同じものであり,家庭からの厨芥ごみの削減を目的に「生ごみ処理機」または「DSP」に助成している。生ごみ処理機は,処理後に消えるわけではなく,各市民が何らかの対応をしなければならないのに対し,DSPでは家庭内からは消えるということで,利便性が評価されている。ただし,単独公共下水道の普及率が人口の25%でしかなく,DSPを選びたくても選べない人が多いのが現状。一方,DSP可能の区域でも,土地が広いなど,生ごみ処理機を選択する人もいる。行政から一方を決め付けるのではなく市民に選択肢がある。
Q: ごみ収集の作業員の意見は聞かれているか。水分が少なくなるので,特に夏の作業環境が改善されていると思うが。
A: まだDSP設置の絶対数が少ないのではっきりしない。全戸にDSP設置の市営住宅でごみステーションがきれいになっているのは確かである。なお,市では,ごみ処理のコスト比較を行いたいと思っており,単純に,収集車と管渠輸送というだけではなく,作業性も検討上の課題と考える。
Q: DSPの有無で,ごみ収集の量はあまり変わらないと聞いている。そうなると,作業員の意見,感覚も重要な項目に含まれると思う。
A: ごみの分別がすすみ,分別率は47%あるいはそれ以上に達しており,「可燃ごみ」は厨芥ごみと資源に含まれない紙くず位となり,"ごみ"の形態も変わってきている。水分の多い生ごみを処理するのに燃料を使って焼却しているのが課題。
Q: 全国的にDSPに抑制的なことが多い中,伊勢崎市では第1歩が踏み出せている。1)市長さんの意向,2)ごみと下水道の両方を経験されていること,などが大きいと思うが,あるいは3)市民団体の反対が大きくなかった,ことなどもあるのか?逆に言うと,それを解決できれば他都市でも推進できるのか。
A: トップ(市長)が積極的であったことは大きい。私だけではなく,前部長もごみと下水道の両方の経験者であった。下水だけで普及させようとしても無理だと思う。DSPのコストも抑制因子だが,地域によっては,生ごみをDSPでなくても処理できる場合もDSP普及の抑制になると思う。伊勢崎市でも,"DSPでも処理できる"として,強制の形ではなく進めていきたい。

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講演V 《 ディスポーザー排水負荷量の実態調査結果と排水処理に及ぼす影響 》
青井透 (群馬工業高等専門学校 環境都市工学科 教授)

《伊勢崎市DSP社会実験を学術的な立場から支援調査。負荷変動など調査結果とその考察についての説明がなされた。さらに,利根川の水質とDSPの関連についての考察も行われている。》
【質疑応答】
C: DSP排水のみを水質調査し,解析したという点が貴重だと思う。また,東京の風が利根川のN濃度を上昇させ,窒素を除去するために,DSP導入でC/N比を上昇させるメリットがあるということで興味深い。
Q: DSP排水の水質原単位が明確化で貴重。C/N比が高く,N除去が効率的になる可能性の知見は重要。さらに,DSP排水について,沈殿物と上澄液,あるいはSS性と溶解性という検討はなされたか。
A: まだそこまで行っていない。今後も調査を続けたい。

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講演W 《 ディスポーザー普及に向けての課題と展望 》
岡城孝雄 ((財)日本環境整備教育センター 教育事業グループリーダー)

《浄化槽においてディスポーザーを導入する可能性の調査結果や課題,今後の展望等について説明がなされた。》
【質疑応答】
C: 下水道でさえ受け入れたら大変なことになるのに,ましてや浄化槽で調査なんて,という非難も当事存在した。浄化槽はユニットが小さくまともに影響を受けるため,細かい調査が必要。ニーズ(DSP使用)があるのであれば,対応を考えるのが行政の役割であり,対策を考えるのが技術開発だと思う。
Q: 既存浄化槽とDSP対応型浄化槽は,単なる容量の問題か,あるいは他の構造などの問題か。
A: 負荷の問題。汚泥はずっと溜まっていることになるので,固形物を引き抜く必要がある。または,可溶化して後段に影響を与える可能性もある。通常の合併浄化槽に比べ,DSP対応型は3〜4割容量が大きいものとなる。特に,構造等が変わるというものではなく,通常の7人槽を,DSP対応型5人槽,と言い換えているようなイメージ。
Q: 生ごみの運搬コストと,浄化槽で汚泥を2回/年とで,どちらがコストとして大きいかという比較はされていないか。
A: ごみ収集は行政コストで個人は支払っていないが,浄化槽汚泥の引き抜きは"汲み取りに比べて浄化槽は贅沢費である"との観点から汚泥処理費用も個人負担のコスト。両者は性質が異なる。
Q: ごみ回収が行政コストといっても,税金であり住民負担にはかわりない。絶対コストとしてみるべきでは無いのか。
A: 住民は,行政コスト(ごみ)を"個人負担"とは認識していない。両者の比較は,市町村の立場で検討すべき内容だと思う。

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講演W 《 ディスポーザーの規格化について 》
友部秀久 (日本下水道協会 技術部 規格・検査課 課長)

《日本下水道協会では,処理装置付ディスポーザーシステムの規格化の検討が進められている。これまでの経緯や状況についての報告がなされた。》
【質疑応答】
C: そもそも,建築部局が作成したものを受け継ぐという受身(やりたかった訳ではなく)で,下水道が受け入れることになる処理システム部分について規格化されているものにもかかわらず,直投式DSPを解禁した自治体は本体部分について条件としているのが現状。本体部分についてもみることになったというイメージ。システムとしてのDSP本体規格ではあるが,単体としても運用あるいは適用できるのではないかと思う。
Q: DSPシステム規格化として,その案が出来たとして試験を行うのは協会か。DSP協会が存在しない中で,基準をつくる協会としては,どのあたりの機関を念頭に置いているのか。評価機関についてはどのように定まるか。その第三者機関の査定(適切などうか)を見張るような認証機関が存在するという構造なのか。
A: 現在は規格化についての審議中。今の質問は,認証制度についての話になり,今後の審議テーマで,今年度末位からスタートの予定。第三者の評価機関で評価を行う形になると思うが,その"評価機関の評価"ということを認証制度の中で規定する形になるかと思われる。評価機関の登録要件を審議することと,制度を決めるということとは別で,認証制度を審議する委員会とは別に「登録規格検査機関の要件」を設けるということ。規格適合評価ができる機関かどうか(試験設備の所有や判断が出来るかどうか)の規定を設ける。現状での大きな課題として,どのように査定するかというルールはっきりしていないということがあり,ルールを決めようというのが経緯である。なお,現況における評価機関がどこかというのは現案の中でも紹介している。
C: 認証の基準を協会が作り,実際には4機関が実務を行っているというもの。今後は,処理性能だけではないという面もあり,より公正な認証のしくみが必要であるし,これからの議論となるのだろう。

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《 総合討議 》
【討議司会: 栗原秀人 (NPO法人21世紀水倶楽部理事,ディスポーザー分科会】

《冒頭,司会により論点整理がなされた後質疑応答と論議に入った。主な内容は次のとおり。》

【論点の整理】
「普及を推進させるためには何が必要か」の観点で,3点を整理した。
  1. "使ってみたらよかった"と認知される。また,単なる利便施設としてではなく,資源循環施設として,市民に,あるいは行政にどう認知してもらうか
  2. どのように合意形成していくか,首長を含め行政の積極性が必要
  3. 販売やアフターケアに過去のトラウマ,価格が高いというだけではなく不透明性や量産との関連も大きい
論点整理

【質疑応答・論議】(質疑:Q,回答:A,コメント:C と記す)
Q: 単体DSP推進の方向を期待する意味では最後の発表で少々がっかりした気持ちになった。条件を確認する意味でお聞きしたい。単体の設置可能/禁止区域を運用の中で,というお話だったが,具体的にどのように住み分けるのか。話せる範囲でご回答いただけないか。
A(友部氏): 現在,規格化の委員会を行っており,システムとしてのDSPを規格化しようとしており,製品にはシステムのDSPとして表示される。単体使用の場合も概ね同じであろうと聞いているが,規格としては単体の場合「規格外」扱い。ただ,"単体を使用してもよい"という自治体との了承の元で,運用していけると考えている。
Q: 行政的な判断と,技術的なこと,また市場のマーケットという点があるが,技術的には今日の発表でも大きな問題はないというある程度のコンセンサスが得られると思う。その品質や認証の話と,使用可能区域か禁止かを区分することは論点が違うと思うが。
A(友部氏): 論点が違うというのはその通り。言いたいのは,あくまでも自治体の意思次第ということ。自治体で「単体OK,単体として使っていい」となれば,それについての運用の中で扱うようにするという意味。ただ,確定ではないのでご留意いただきたい。
C: その意味ならば解る。管材などと同様に,ある程度の品質は確保しなければならない,そのためのバックは必要。ただ,先ほどの話では,単体についてのマイナス思考のように感じたので確認させていただいた。
Q: マーケットの伸び悩みについて,食洗機は建売住宅などでのビルトインによる販売で伸びた。セットだとコストも安くなる。DSPもビルトインでないと難しいと感じた。
A(今西氏): そう思う。食洗機では,価格が1/3程度のものが出てが,実際には価格は高くともしっかりしたものが普及している。リフォームなど大きなコストを掛けるときに含めるのがいいかとも思っている。
C(栗原氏): ビルトインについて,マンションなどにおいて処理装置付DSPとなると処理装置が価格を押し上げている。そのコストでDSPつけるかどうかがスクリーニングされている。処理装置付であることが足かせになっているという話を一部で聞いている。
Q: 自治体において,直投式DSP導入のやる/やらないは,分流/合流の区分に尽きると思う。DSPの固体監理をIDで行うのであれば,光ファイバーでIT制御行って,降雨時(管渠の流量増加時)にはDSPが使えないようにする,あるいは不正なDSPを管理できる,という発展的なことにもならないか。
C(栗原氏): 各自治体は,H35までに合流改善を行い分流並とする行動計画を立てることになっている。流出負荷のシミュレーションでは,直投式DSPが100%普及と仮定した場合でも,現況(合流改善前)よりはるかに負荷が小さいし,"分流並み"の目標を達成できる。個人的には,合流だからという理由で立ち止まる必要は無いであろう(きちんと合流改善実施すれば)。極論すると,降雨時にはトイレを使わないようにという方が先に来るはずだが議論になっていない。
C: 20数年前にコンポストを検討した時,下水汚泥中に栄養が足りないのでDSPを,という話題が出た。汚泥処理がうまくいっていれば,資源の循環の中にDSPが位置づけられる。DSP規格化と同時に,"資源のみち""循環のみち"の中にDSPを組み込めないか。その資源をどう再生するか,ごみとしての回収・利用コストと下水で回収するコストとの比較の話があればわかりやすい。
C: 世の中は,いいものと解っていても普及しない場合があるのはよくある。合流の問題では,合流の区域はシステム付でというのも解るし,合流改善をしっかり実施すればという話も理解できる。その根拠をしっかりと理解していればいいと思う。単体も「OK」と決め付けるとして,"行政が動かない"ということは特に驚かない(行政は新しい事を始めないものなので)。しかし,市民のニーズが少ないということが不本意であること,バイオマス利用といいながら実際には消化槽は増えていないということを,もっと議論すべき。極論すると,世の中を動かしているのはマスコミと議会。役所は議会により動くし,議会は市民の意向で動く,その市民はマスコミに踊らされる。さらに極論すると,利益を得たいと思う人がマスコミを動かすろ,市民が乗せられて,議会/役所を動かすことになる,というシナリオが書けるのではないか。
Q: SWOT分析が興味深い。DSPもいいことばかりではないという点はあると思う。推進するにはという議論の中で,DSPとコンポスト処理機はある意味で競合品。伊勢崎市では,コンポスト処理機も助成金の対象であるが,両方を対象とする時にどちらが増えているのか。
A(浅見氏): 今は増えているのはDSP。今は下水道処理区域が狭いので数的にはDSPが少ない。下水処理区域内ではDSPを増やす方向性。
C(栗原氏): 黒部市の例では,下水道区域において「DSPと生ごみ処理機のどちらかを選んでください。どちらでも助成します。そうやって,収集・焼却ごみを削減していきます。」という施策(H22.4〜)。解は一つでなくてもよいというストーリーになっている。
Q: 下水部門の職員の反対と市民団体の反対があると思う。下水サイドに対しては,ある程度技術的な回答ができると思う。市民の場合,観念的な理由であることも多い。どのように納得していただいたのか,参考に伺いたい。
A(浅見氏): 下水サイドの反対は,管渠の閉塞と処理場の機能。実際に処理場に行ったことの無い人の意見であり,現場に長くいた立場から説明。管渠の閉塞問題も時々生じるのはたしかだが,原因は「油」であって,DSPの粉砕ごみではないと説明した。環境団体は,目の前からごみがなくなることは意識低下になるという反対。汲取便所の場合が"目の前に残っている"という状態とすれば水洗便所はどう考えるのかと説明すると,なるほどと納得いただけた。
C(渕上氏・伊勢崎市前環境部長): 反対意見は,現場に言ったことが無い人が言う。下水菅に潜り,マンホールポンプを分解してきた自分達が言うこととは重みが違う。自信を持って反論できる。下水先進地が合流式で「下水道では絶対にダメ」という認識がこびりついている。ごみが環境部局,し尿が下水部局の扱いが多いが,ごみもし尿も法的には一般廃棄物。一つの部局・一人の責任者の判断で行うほうが早い。何人もの人間が関係すると進まないし,国も同じ。同じし尿や生ごみなのに,収集すると環境部局,下水に流下すると下水道部局とするのではなく,全体として,特にCO2削減の観点で判断すべき問題。の問題で最後に,下水はし尿を処理しているのであって,多少生ごみが入ってきたからと恐れることは無い。
C(栗原氏): 一つの示唆になる。伊勢崎だけではなく,黒部市も滝川市も,組織が比較的小さい中で。例えば,東京都の下水道局と環境局では,話をまとめるのは難しいだろう。
【※】最後に,前に進むための提案を一言づつ。
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