講演4:下水道管理からの視点−3
NPEの生分解性の実験を行った結果,嫌気状態より好気状態で分解が早く,他の界面活性剤も同様といわれている。汚泥処理の嫌気性消化は分解が遅い条件であるが,最終的には焼却で有機系は全て無くしているので環境中へは出していない。
横浜市の11処理場で,NPE(n)のn=1〜18を調査した結果,流入水と処理水の構成の変化から,生物反応タンクでnが小さくなっているのが解る。