2005秋期研究集会のご案内 2005.10.17改訂
1, テーマ 都市域における集中豪雨防災システムの新たな展開
――――――市民に期待される防災体制・情報伝達
最近、時間雨量百ミリというような、本来まれにしかないような集中豪雨がひんぱんに発生し、各地で被害がでています。これに対し排水施設能力は50mm程度。こうした都市域の集中豪雨について、施設容量を工夫して増やすことや、浸水が生じることを前提に、浸水想定のハザードマップ、早急な避難の情報伝達、行動体制の整備など、新たな防災体制の構築が求められています。集中豪雨について専門家をお招きして、豪雨の状況また今後の対策のありかたをお話ししていただきます。
2,プログラムと予定時間
○開会 13:30
○都市の浸水対策の現状と新たな展開 13:35〜14:00
国交省下水道部下水道事業課 企画専門官 加藤 裕之様
下水道による浸水対策の現状と課題、下水道政策研究委員会・浸水対策小委員会提言など
○集中豪雨のメカニズムと予測 14:00〜14:40
NPO気象キャスターネットワーク 理事 登内 道彦様
豪雨発生の仕組み、上空の状況、どれくらいの強度の雨があり得るか、集中豪雨の移動メカニズム、局地豪雨予測など
○都市地域の雨水流出 14:40〜15:20
東京大学工学部都市環境工学講座 教授 古米 弘明様
雨水流出のメカニズム・解析、排水施設の能力を超えた時の流出解析など
○休憩 15:20〜15:35
○質疑討論 15:35〜16:40
3,日程
日時 平成17年10月25日(火曜) 13:30〜16:40
場所 砂防会館 シェーンバッハ砂防3F 立山
東京都千代田区平河町2-7-5 TEL03-3261-8386
地下鉄永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口 徒歩1分
4,参加登録
参加費 一般の方 3千円 会員 無料
21世紀水倶楽部ホームページからお申し込み下さい。記入フォームを用意しております。 http://www.21water.jp/21index.htm