冒 頭 挨 拶 NPO21世紀水倶楽部 理事長 安藤 茂 |
当NPOでは地震のあと、理事会や懇談会で緊急集会を開こうと決めまして、この問題は皆さんの関心が高く、本集会は短時間のうちに聴講希望者で満席になりました。 3月11日に有史上四位のM9.0という大きな地震を我々は体験し、びっくり致しましたがその影響で東日本一帯でも大きな揺れが続き、いろいろな施設、インフラや家に大変な被害があったことは皆様もよくご存じのとおりであります。下水道施設にも大きな被害が出ました。この状況のあと始末をどうしたら良いのか、これからも地震は起こり得るわけですので、皆で考えることは意味のあることと思います。 本日は国土交通省より復旧への対策についてリーダー的にご活躍された石井企画専門官に来て頂き、被災の実態のお話し頂きます。その後、「復旧に対する緊急提言」を取り纏められた早稲田大学の濱田先生から現状と対策について、防災の専門家の立場からお話を頂きます。 今回の災害は直接には「地震の揺れ」、揺れが引き起こした「液状化」と一番大きな被害をもたらした「津波」でありますが、今まで私どもが経験したことのない現象であり、原形回復だけでなく将来に備えた適切な対応が望まれます。 本日は、お二方のご意見をお聞きしたあと、皆さんからのご提案も頂き、実りある成果を得たいと考えております。皆様の活発な議論を宜しくお願いいたします。 |