講演要旨  冬の研究集会 「内湾の新たな水質目標を考える」 21世紀水倶楽部
               2011.3
 1,開催趣旨  
 わが国の湖沼・内湾の水質は横ばい状況が続いており、河川水質の改善が下水道整備の進展によって進んでいるのに比べ、違いが目立ちます。内湾では富栄養化による貧酸素水塊の問題の一方、海苔の色落ちや貝類減少など栄養塩類不足などの可能性も出てきています。こうした中で、第7次の水質総量規制の検討が進められていますが、一方で、環境基準と負荷規制の考え方にもっときめ細かいものが必要ではないかという声が増えています。  
そこでこの研究集会では、内湾の水質環境の現状と課題、下水処理の考え方などの講演をいただくとともに、水質目標の指標や考え方について、NPO主催という特色を活かして自由なかたちで議論したいと考えます。   
 2,プログラム  
     あいさつ      安藤 理事長

 第一部 講演
  ■ 三河湾の水質環境と課題 
      名城大学大学院 総合学術研究科  鈴木 輝明 特任教授

  ■ 放流先を考えた下水処理  
       日本ヘルス工業梶@     古賀 みな子 顧問

  ■ 東京湾干潟ウォッチングから 
              21世紀水倶楽部    亀田 泰武 理事

 第二部 総合討議

 
 3,日程  
 日時: 平成23年2月24日(木)13:30〜17:00 

 場所: (財)下水道新技術推進機構8F中会議室 
                 (東京都新宿区水道町3−1水道町ビル)