研究集会 病原性微生物研究の今 報告 2014/12/16 -活性汚泥法誕生百年記念- 21世紀水倶楽部 |
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【開催趣旨】 衛生状態が良くないまま人口の大都市集中がはじまった欧州で、感染症が大流行し、それが上下水道の整備促進の原動力となりました。しかし医療が進んだ現在でも、依然として、感染症は発生し、病原性微生物は進化し、交通機関の発達により感染がより拡大しやすくなっています。 活性汚泥法が英国で発明され、ちょうど百年になり、いまや家庭排水を処理するだけでなく、工場排水処理などにも範囲を広げ世界中で広く使われています。我が国では、全国の2千百カ所の下水処理場で全下水量の99%を処理していて、これほど優れた存在のプロセスはないと考えられます。今や全世界で大量の下水処理に活躍しています。 このたび、活性汚泥法誕生百年記念行事の一環として第一線で活躍されている研究者の方々に、上下水道整備の原点となった、感染症について、研究の状況、課題などをお話しいただきました。 |
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【プログラム】 第一部 講演 ○腸管系感染症研究の最前線 国立感染症研究所 村山分室ウイルス第二部 宇田川 悦子主任研究官 発表資料 講演録 ○下水処理と病原微生物 東京大学大学院 都市環境工学大講座 片山 浩之准教授 発表資料 講演録 第二部 質疑・討議 コーディネーター 渡部春樹理事 講演録 【開催日時】 2014年11月7日(金)14:00から 【会場】 日本水道会館7階会議室(東京都千代田区九段南4-8-9) |