研究集会 ─健全な資産管理のための─ 管路施設探査技術最前線 報告 2016/1/22 NPO21世紀水倶楽部 |
|
【開催主旨】 これまで都市部に張り巡らされた下水道管は、約 46 万㎞に達し、布設後 50 年を経過した管は、現在 の約1万㎞から毎年増えていきます。機能を維持し、長寿命化を図る体系的な取り組みが急務になって おり、下水道施設維持管理指針が改定され管路のストックマネジメントの導入などが追加されました。 また、管路施設の点検・調査の義務化が今般の改正下水道法において規定されています。 ストックマネジメントにおいては、施設の現状把握が必須ですが、膨大な延長の下水道管路と無数の 取付管は、すべてが道路下にあり、調査が難しく、費用を要することが、課題となっています。 管路の状況を迅速かつ的確に、低コストで把握できれば、改築・更新等が系統的かつ計画的に実施でき るのでスクリーニングを含む技術の開発が求められています。 今回、管路状況の調査技術に焦点を当て、各種最新技術の現状を紹介するとともに、把握された管路 の状況をストックマネジメントにどのように展開していくか、さらに、今後の技術開発の動向やマネジ メントへの適用の見通しなどをお話しいただきます。 なお、今回の研究集会には月刊下水道の協力をいただいています。 【プログラム】 ○アセットマネジメントのキーとなる技術 国土交通省国土技術政策総合研究所 下水道研究部 深谷 渉 主任研究官 発表資料 講演録 ○東京都の管路内調査、道路陥没対策の取り組み 東京都下水道局 施設管理部 杉山 純 管路管理課長 ○画像認識型カメラ調査と車両牽引型空洞調査実施状況 日本下水道事業団 事業統括部 新井 智明 調査役 発表資料 講演録 ○衝撃弾性波による管路調査について (公財)日本下水道新技術機構 下村 常雄 研究第二部長 発表資料 講演録 ○全体討議 コーディネーター: (公財)日本下水道新技術機構 渡邉 聡 技術評価部長兼企画部長 講演録 |
|
【開催日時】 2016年1月22日(金)13:15から 【会場】(公財)日本下水道新技術機構8階会議室 |