山のトイレを考える研究集会 報告 2019/2/8開催 NPO21世紀水倶楽部 2019/3 |
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【開催趣旨】 平成28年、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ための国民の祝日「山の日」が制定され、低山から高山まで多くの登山客が山と親しむようになっています。 景観の多様性に加え、四季折々の彩りが魅力となって多くの外国人が日本の山を目指すようになっています。 多くの登山客を迎える「山のトイレ」の実態はどうなっているのでしょうか。 登山客が増えると山で排泄されるし尿が増え、処理が不十分だと、繊細で貴重な山の自然環境に悪影響を及ぼし、また登山客にとっても不快な思い出が残る登山となってしまいます。すなわち、「山のトイレ対策」が、「山の魅力」の維持そのものと直接的な関係にあると考えられます。山のトイレを取り巻く諸環境が厳しい条件にある中でも、それぞれの山で、それぞれの取組が行われてきました。本研究集会では、幾つかの取組みを紹介し、山におけるし尿処理の重要性と困難さ、適材適所のトイレの取組みと課題について研究します。 |
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