研究集会報告「下水道マンホール蓋のこれまでと今後‐その管理と新たな取組み‐」 2023/1/27 NPO21世紀水倶楽部 |
【開催趣旨】 下水道マンホールは、管きょを接合するとともに管きょ内の維持管理を行うために必要な施設で、マンホール本体と蓋で構成されます。このうちマンホール蓋については、耐荷重性能、がたつきや飛散の防止、防食性能などの技術基準が定められています。 マンホール蓋は我国に約 1,600 万基が設置されていますが、鋳鉄製であることからマンホール本体に比べ耐用年数が短く、交通事情や降雨の変動に対応した点検・更新等が大きな課題となっています。他方、マンホール蓋は日常的に市民の目に触れるものであるため、デザイン性にも注目が集まり、地域の PR や活性化の手段になるとともに、最近では位置情報、管路内の水位計測に活用される等、新たな価値が見出されつつあります。 本研究集会では、マンホール蓋の設置や維持管理に携わる地方公共団体を初め、関係団体より話題提供を頂き、インフラ更新時代における下水道マンホール蓋の管理と新たな取組みについて議論します。 【開催日時】 令和 5 年 1 月 27 日(金) 13:30‐16:30 【開催方法】 Zoom でのオンライン開催 【参加人数】 81名 【プログラム】 司会 理事 秋山礼子 第一部 1.あいさつ 栗原理事長 2.「マンホール蓋の変遷と維持管理」 13:40~14:00 (一社)日本グラウンドマンホール工業会 維持管理推進委員 手嶋 泰三 氏 資料 講演要旨 3.「マンホール蓋の開閉から始まる管路管理」 14:00~14:20 (公社)日本下水道管路管理業協会 深谷 渉 氏 資料 講演要旨 4.「マンホール蓋の必要機能とその性能評価」 14:20~14:40 (株)G&U技術研究センター所長 尾崎 正明 氏 資料 講演要旨 5.「横浜市のマンホール蓋について」 14:40~15:00 横浜市環境創造局下水道管路部管路整備課長 黒羽根 能生 氏 資料 講演要旨 (休 憩) 第二部 総合討論(質疑を含む) 司会 会員 石川 高輝 15:20~16:30 討論要旨 |