研究集会報告  「マンション排水設備の現状と課題」
                          2023/12/04  NPO21世紀水倶楽部
 
 
【開催趣旨 現在全国約700万戸のマンションのうち築30年以上のものがすでに260万戸あり、今後も確実に増加していきます。マンションも年を経る毎に様々な改修が必要になっていき、その一つに給排水設備の修繕改良があります。多額の費用がかかること、いろいろな方法があること、実施時期を決めるのが難しいことのほかに一定期
間水が使えなくなることがあり、排水管清掃、消防施設点検ですら、立ち入りに協力を得にくい住戸があるので、管理組合役員に大きな負担となり、先送りされる傾向にあります。
 マンションの安全安心な住生活、資産価値の保持のため適正な時期に、円滑に給排水設備の更新更生を行うことが重要です。
 前回2017年に研究集会「集合住宅の排水設備更新・更生の今」を行いましたが、住人の高齢化などマンション管理・修繕問題の事態の深刻さがさらに増加し、管理適正化法などの制度の改善が行われ、また住戸の負担が少なく、費用も抑えられる技術革新が進んでいます。今回、設備更新を主にこの問題について識者の方にお話しを伺い、排水設備についての理解を深めることとします。
【開催日時】 令和5年12月4日 月曜日 13:30~16:10
【開催方法】 ZOOMでのオンライン開催

【参加人数】 90名

【プログラム】  司会理事秋山礼子
〇あいさつ 理事長 栗原秀人
 
●第一部
〇 マンション管理の現状と適正化に向けて
      住宅金融支援機構マンション・まちづくり支援部
          太田裕之マンション・まちづくり支援企画グループ長
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〇 高経年マンションにおける大規模修繕について
      (株)翔設計開発本部コンストラクション・マネジメントグループ
          竹原敏勝ゼネラルマネージャー
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〇 排水管更新の現状と事例
      (株)翔設計 改修コンサルタント部
          梅津いづみ副部長
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第二部
〇 総合討論 
  コーディネーター  21世紀水倶楽部会員 山崎義広
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