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地 研 名: | 埼玉県衛生研究所 |
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報 告 者: | 所属 病理細菌部 氏名 大関瑤子 |
発生年月: | 1990年10月 |
発生地域: | 埼玉県浦和市 |
発生規模: | 被害者数 319 人(調査対象者数1,068人)、死亡者数 2人 |
原因物質: | 腸管出血性大腸菌O157:H7(VT1.VT2) |
キーワード: | 腸管出血性大腸菌O157:H7、EHEC(VTEC,STEC)、ベロ毒素、VT1・VT2、集団下痢症、 溶血性尿毒症症候群、HUS、井戸水、水系感染、幼稚園 |
ア | 保健所による幼稚園保護者への調査協力依頼、保健指導は10月20日以来随時行われた。 |
イ | 10月22日、S幼稚園の自家用水道無届けにかかる行政指導。 |
ウ | 11月9日、S幼稚園に対し給排水施設の改善指導。 |
ア | 衛生部;市町村衛生対策課・水道担当、水道企業団あて、11月28日;一般飲用井戸水等に対する指導について(通知)。 |
イ | 衛生部; 各保健所あて、12月3日:飲料水による感染性下痢症再発防止について(通知)。 |
ア | 総務部学事課;私立幼稚園あて、10月22日: 幼稚園児の集団下痢症発生について(通知)。 |
イ | 生活福祉部;10月22日;保育園等入所児童の事故防止について(通知)。 |
ウ | 教育長;10月29日;学校環境の衛生管理強化について(通知)。 |
エ | 総務部;私立学校設置者あて、10月29日: 学校における環境衛生管理の実施状況調査について(通知)。 |
オ | 生活福祉部;11月28日;社会福祉施設における事故防止について(通知)。 |
1) | 県内医療機関との病原菌情報交換システムを構築する。 |
2) | 保健所との腸管出血性大腸菌防疫業務に関する連携を密にする。 |
3) | 国内検査研究機関との連絡体制を緊密にする。 |