開催報告 水環境ひろばA 市民と水環境 下水道展’17 東京 | |
8月3日(水) | |
「下水道展’17 東京」併催企画として「水環境ひろば〜市民科学と下水道〜」が8月3日、東京・江東区の東京ビッグサイト会議棟1階 102 号室において、地方公共団体、市民団体
ら聴講者約 100 名を得て開催されました。 このシンポジウムは、地域団体等が行政などの協力を得ながら、下水道に関する調査研 究活動に参画することにより、よりよい地域づくりに向けてさまざまな課題解決を目指す 下水道の「市民科学」という方法について議論し、理解を深める目的で行われたものです。 今回のシンポジウムでは、住民と行政が下水道の存在意義や役割を再認識するとともに、 新たな価値を発見し、地域のよりよい水環境を創造していくために、東京都市大学の小堀 洋美特別教授が「市民科学がめざすものは」をテーマとする基調講演を行い、地方公共団 体、市民団体合わせて4つの事例を紹介し、この4名の事例発表者、小堀特別教授、国土 交通省下水道部の岡本誠一郎流域管理官が加わってパネルディスカッションを行いました。 なお、国土交通省では今年3月に下水道の市民科学の有効性、取組み方などをまとめた ガイドブックを公表しましたが、シンポジウムではこのガイドブック(市民向け、行政向 けの2種類)がシンポジウムの資料として配布されました。 シンポジウムのプログラム、基調講演、事例発表、そしてパネルディスカッションの内 容は以下のとおりです。 |
|
主催者開会挨拶 国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 流域管理官 岡本 誠一郎 基調講演 市民科学がめざすものは 東京都市大学 特別教授/生物多様性アカデミー 代表理事 小堀 洋美 事例発表 @ 市民科学を通じた地域環境に対する下水道の認識向上 ─中学生による地域の生物生息状況と下水道の関係調査─ 横浜市環境創造局 政策調整部 下水道政策調整担当課長 富永 裕之 A アユは河川の健全な水循環の象徴 新河岸川水系水環境連絡会 代表 菅谷 輝美 B 水の学校 武蔵野市環境部 下水道課 水循環推進係長 高橋 正之 C みんなで決めるなっとく流量 野川流域連絡会 座長 神谷 博 |
|
パネルディスカッション | |
パネリスト 小堀 洋美 東京都市大学 特別教授 岡本誠一郎 国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 流域管理官 菅谷 輝美 新河岸川水系水環境連絡会 代表 神谷 博 野川流域連絡会 座長 富永 裕之 横浜市環境創造局 政策調整部 下水道政策調整担当課長 高橋 正之 武蔵野市環境部 下水道課 水循環推進係長 ファシリテーター 阿部 恭二 21 世紀水倶楽部 副理事長 市川 浩子 メタウォーター 事業戦略本部 WBC センター ソリューション開発部 討議内容 |
パネルディスカッションのもよう |