汚泥乾燥床(天白汚泥処理場 名古屋市 昭和7年完成)  写真・説明 名古屋市上下水道局提供
  下水処理の過程では必ず汚泥が発生します。処理場で発生する汚泥を処理するため、昭和7年(1932年)3月、天白川の河口(現在の南区元柴田西町)に汚泥処理場が建設されました。この汚泥処理場では、砂床に汚泥を敷き詰め、天日により乾燥させる方法がとられ、砂床の上には乾燥した汚泥の幾何学的な美しい模様がみられました。また、乾燥させた汚泥の一部は、有機肥料として有効利用されました。天白汚泥処理場の完成によって、下水の処理に関する一連の施設が整うことになりました。


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