八王子千人同心組頭の家 江戸時代後期
全景
江戸時代の公務員宿舎と考えればいいのでしょうか。
甲斐武田の同心衆が江戸時代になって、八王子に配備されました。千人が将軍の上洛や東照宮参拝の警護にあったが、その後日光の火の番が主な役割に。10人の千人頭、100人の組頭は、八王子千人町付近の拝領屋敷に居住。ということはこれと同じ建物が100戸あったことに。
千人同心の家-2
間取り
約110平方メートル。それほど広くはありませんがわざわざ奥行きを少なくした床の間、式台付きの玄関などがあり、格式は高いことのこと。
解説本にはトイレは後に増築されたとあり、当初は屋外にあったのか、不明。