東福寺のトイレ(室町時代)−2

東司(とうす)内部の想像図
東司の中のパネルを撮影。ちゃんと床があり、個室もありました。
東側の半分は小用、西側は大用と分かれて。
柱間が7でこのうち一つは湯沸かし場、手洗い場も一間とすると残り5間、トイレは柱間1つに各3個あり、東西2列なので合計30個の計算。昔はこの2倍の規模だったので多数の僧侶が修行をしていたことに

ここでは、水(冬はお湯)の入った手桶と手ぬぐいを受け取り、水はこびりつき防止と洗浄に使用。木製のへらで後始末。手洗いも厳格な作法がありました。衛生思想もしっかりしています。
屎尿は近在農家が肥料にリサイクル。屎尿のリサイクルは江戸時代が始まりと思っていましたが室町時代すでに行われていたとのこと。


  出典   http://www.tofukuji.jp/index2.html
       http://blog.kansai.com/sango/808