シンポジウム報告 2008年6月16日開催 NPO法人21世紀水倶楽部 | |||
2008.8. | |||
最近では、膜機能の向上と膜コストの著しい低減が図られ、欧米を中心に排水処理への膜処理技術の導入とその大規模化、処理水のリサイクルが進展している。膜処理は必要であればどのようなレベルにも浄化できる優れた技術であるが、膜処理水のリサイクルに当たっては直接的利用か間接的利用か、利用先はどこか、あるいは心理的側面までも考慮しなければならない。併せて、膜処理水をどのようにリサイクルするのが合理的かという点についての議論も重要である。 こうした観点から、最近の膜処理技術の動向や膜処理水のリサイクル例についてご講演を頂き、膜処理水のリサイクル推進へ向けての討論を行う。
(1) あいさつなど (2) 講演 ●「膜処理技術の動向」 東京大学環境安全センター 山本和夫 教授 ● 「統合的水資源管理技術と膜処理水循環利用−シンガポール(PUB)と米国(OCWD)のチャレンジ」 高知工科大学大学院工学研究科 村上雅博 教授 ● 「我国のMBR導入状況と欧州のMBR標準化の動向」 日本下水道事業団技術開発部 村上孝雄 部長 (3) 総合討論
日時 平成20年6月16日(月) 14:00〜17:00 会場 下水道新技術推進機構 8F中会議室 住所:〒162-0811 新宿区水道町3−1 水道町ビル |