ディスポーザの導入

 資源活用型下水道システム部会は、全国における単体投入式ディスポーザの導入を目指しています。

 ディスポーザは家庭などの厨房から出される厨芥を粉砕して排水管へ投入する機械で、1927年にアメリカで発明されました。アメリカでは1950年代に入り本格的な利用が始まり、現在は60%の普及率となっています。日本での普及は遅れており、普及率は1%未満である。ディスポーザは、そのシステムから、直投型(単体)ディスポーザと処理槽付きディスポーザに分類されます。国土交通省は、北海道歌登町の社会実験などをふまえ、2005年7月に、下水道管理者がディスポーザ導入を検討する際の技術的資料として「ディスポーザ導入時の影響判定の考え方」を発表し、下水道管理者がこの考え方をふまえ、ディスポーザ導入について検討されることを期待している。

 また、生ごみを含む有機性廃棄物の資源としての有用性が認識され、地球規模の有機物循環およびエネルギー循環の視点から有機性廃棄物の利用を考えることが求められている。

 こうした点をふまえ、当部会は引き続き単体投入式ディスポーザの議論を進めてまいります。

 


ディスポーザの仕様・性能、メリット・デメリット

ディスポーザー論争・日本下水道新聞紙上(H10.11〜H12.11・・・下記の11編いずれもPDFファイル


会員論文図書館より