問題点の改善 合流式下水道の課題 | |
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■合流式下水道の問題点の改善 ※1 雨水吐き 2)具体的な改善策 |
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図 合流式下水道改善計画の施策 |
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3)改善状況とこれから 令和5年度末にはすべての団体で対策を完了する見込みとなっています。 今後は、下水道管理者がモニタリング・施設の維持管理を継続しながら、水域の特性と水環境のニーズ・利用用途に応じた合流式下水道の対策等を強化していくことになります。地域のニーズに即した水環境の創出を環境部局、河川部局、NPO等の団体や地域住民の皆さんと連携し進めていきましょう ■プラごみと合流式下水道 1970年以降生産されたプラスチックは、生産の増大に伴い廃棄量も増加しました。気候変動以外に深刻化している地球環境問題として、海洋プラスチックごみ汚染があります。海洋プラスチックごみは、生態系を含めた海洋環境の悪化や海岸機能の低下、景観への悪影響、船舶航行の障害、漁業や観光への影響など、様々な問題を引き起こしています。 合流式下水道は、強い雨の時に汚水を含んだ未処理水が河川や海に放流されているため、プラスチックごみが放流水に含まれている可能性がありました。昨今では、合流改善計画の実施から、プラスチックごみは雨水吐口(図 合流式下水道改善計画の施策参照)でスクリーンに引っかかる等、ごみとして取り除かれることから放流されにくくなっています。 一方、分流式下水道では、プラスチックごみが側溝から雨水管に流入し、そのまま河川や海に流出する傾向にあります。 |
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写真 葛西海浜公園(荒川に隣接)での大雨後の漂着ゴミ清掃活動 2022/7 | 写真 集められたプラゴミや空き缶など |