飛鳥寺西門跡 日本最古級の土管上下水道管 飛鳥の流水施設-3 理事 中西正弘 |top|1|1-2|2|2-2|3|4|5|5-2| |
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奈良県明日香村の飛鳥寺西門跡から出土 時々、歴史を尋ねて古都を訪れる。奈良県明日香村の飛鳥寺に行ったときである。この寺は飛鳥時代、権勢を振るった豪族の蘇我馬子が建てた日本最古の本格的寺院(現在の建物は江戸時代に再建)、寺の中の飛鳥大仏も日本最古の金銅仏として有名である。 飛鳥寺と蘇我入鹿の首塚の間の小さな広場にある遺跡案内板を見たとき、西暦596年に創建された飛鳥寺の跡を発掘調査したときの写真が載っていて「寺の西門の西には塀があり、土管をつないだ上水道が埋まっていた」と説明があった。写真には塀の外側に土管が十数メートル一直線に並んで発掘されたときの様子が映っていた。今は埋め戻されて広場になっている。(写真-1)
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