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須弥山石
飛鳥資料館で。石神遺跡から明治時代に発掘。7世紀のもの。全体の型や山型の浮彫があるところから須弥山石(しゅみせんせき)とされている。庭園にともなう噴水施設で、周辺から溝や石敷きもみつかっている。
上・中・下三つの石は、いずれも内部をくり抜いてある。底から水を引き上げて、下の石の中にため、小孔から四方に噴き出すようになっている。
中の石は、下の石と直接つながらず、間にもう1石あったらしい。
須弥山は古代インドの世界観の中で中心にそびえる山。日本庭園では庭の中心となる岩山を須弥山と呼んでいる。
石の下部赤丸のところに噴き出しの小さい穴 |
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